プログラミングを学習する上で、タイピングはできた方がいいです。
初級者であれば、必須ではないですが、中上級者になれば、必須です。
ローマ字入力ではなく、かな入力ではどうですか?
とよく質問されますが、おすすめしていません。
いずれはローマ字入力することになりますし、
それであれば、最初からローマ字入力にした方がいいです。
ローマ字をまだ覚えていないと、最初は苦労しますが、
子どもの吸収力はすごいので、すぐにできるようになります。
子どもの可能性を制限せず、最初からローマ字入力することをおすすめします。
タイピングを練習するための無料サイトは、
世の中にたくさんありますが、
私が実際に試してみた結果、厳選したおすすめサイトを紹介します。
いまから紹介するサ―ビスは、インストールなどが不要で、ブラウザですぐに始められるものばかりです
★初級編 PlaygramTyping
PlaygramTypingは、全てふりがな付なので、漢字が苦手な幼稚園児、小学生でも楽しむことができます。
「れんしゅう」モード
「とっくん」モード
「うでだめし」モード
があります。
「れんしゅう」モード
最初はFから始めて
ア行、カ行、サ行・・・
と少しずつコツコツと練習していきます。
1-1から11-2まで、全60ステージ用意されています。
この図のように、どの指で押すかが視覚的に分かりやすいのが特徴で、
タイピング初心者には嬉しい仕様になっています。
「とっくん」モード
とっくんモードには、かんたん、ふつう、むずかしいの3つのレベルがあります。
「むずかしい」だとこんな感じです。
「うでだめし」モード
こんな形で20問出題されます。
最後にミスタイプ率やはやさなどで評価がされます。
ゲーム性があまりないので、お勉強という感じが強いです。
★初級・★★中級編 桃太郎タイピング
https://pokedebi.com/game/momotype/
桃太郎タイピングは、RPG形式になっており、
PlaygramTypingに比べて、ゲーム性が高いのが特徴です。
ゲーム性が高いので、PlaygramTypingで挫折してしまった子どもには、おすすめできます。
ただ、タイピング以外の、ストーリーを読んだり、アイテムを使ったりする要素が多いので、
タイピングを練習することに特化したい人には少し冗長かもしれません。
練習画面のイメージ
ステージが進むごとに、タイピングの中身も難しくなります。
★★中級・★★★上級編 寿司打(Sushida)
中上級編は、寿司打がド定番です。
いろいろ試しましたが、これに優るものはありませんでした。
プログラマ―の間では
おまえ、寿司打10,000円コースで、何円食えんの?
って会話が普通にされるぐらい、ポピュラーなサービスです。
制限時間内に、いくつの寿司を食べることができるか
という誰でも分かりやすいルールになっています。
難しい文字ほど高いお皿になっていて、
どれだけ高い寿司をいっぱい食べられるかということを競います。
難易度が5つ用意されていて、コースが3種類あります。
難易度
「練習」だけお皿が流れてくるスピードが遅いです。
「普通」~「一発勝負」のスピードは同じです。
「練習」と「普通」は、何度間違えても、お皿が流れてしまっても、
制限時間が0になるまで続けられるのに対して
「正確重視」は、一回でもミスタイプがあればそこで修了
「速度必須」は、一皿でも流れてしまう(お皿が画面の右まで流れたら)とそこで終了
「一発勝負」は、ミスタイプもお皿が流れてしまうことも許されない一番ストイックなモードです。
コース
出てくる文字列の難易度(お皿の金額)によって、コースが異なります。
はじめのうちは3,000円コースから始めて、5,000円、10,000円へとステップアップしていくのがいいでしょう。
こんな形で、ゲーム性も高く、結果もわかりやすいので、
子どもも大人も熱中します。
プログラマ―時代から含めて、寿司打にハマらなかった人を見たことがないですね。笑
但し、一番易しい、3,000円の練習モードでも、中級レベルですので、
難しい場合は、PlaygramTypingや桃太郎タイピングで練習することをおすすめします。
まとめ
今回はタイピングの練習サイトについてご紹介しました。
ローマ字がおぼつかない子どもにとっては、少し難しいですが、
だからと言って、かな入力するのはおすすめできません。
ローマ字も勉強しながら、楽しく練習していきましょう。
タイピング自体は、枝葉のスキルではありますが、
タイピングが速いと、プログラミングが速く書けたり、情報収集の速度が速くなったり、
他のことへの影響が大きいので、早目に練習することをおすすめしています。
今回は少し軽めの内容でした。
お家でぜひやらせてあげてください。
いかがでしたでしょうか。何か一つでもご参考になれば幸いです。
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私は、将来につながる「プログラミング」教育を、日本中の子どもたちが平等に受けられるようにしたいと思っています。
今のままでは一部の学校の子どもたちだけがそのメリットを享受し、そうでない子どもたちは置いてけぼりになってしまいます。
これ以上教育格差が拡大してしまうのは、何としても止めなければなりません。
この新しいチャンスをすべての子どもたちへ