プログラミングコンテストってどんなものがあるの?
どれに参加すればいいの?
こんにちは
大阪でプログラミングスクールを経営しているもつandです。
2020年にプログラミング教育が必修化されて以降、プログラミング教育が盛り上がってきました。
それに伴って、プログラミングコンテストの数もどんどん増えてきていて、
どれを選べばいいの??状態です。
プログラミングコンテストってそもそもどんなもの
ということろから
しっかりお伝えしていきます。
プログラミングコンテストってどんなものがあるの?
- 参加者の年齢
- 地域
- 作品の形式
- 規模
- Pirze・賞
この5つの観点で説明していきます。
参加者の年齢
小学生を対象としたもの、大人も交えて一緒に戦うものなど様々あります。
例えば、
「ゼロワングランドスラム」のように、小学生を対象としたコンテストもあれば、
「U-22 プログラミング・コンテスト」のように、22歳以下という制限しかないコンテストもあります。
小学生であれば、まずはゼロワングランドスラムのように、小学生に限定したコンテストに参加するのが良いと思います。
中学生、高校生、大学生は当然ハイレベルな作品をつくってきますので、小学生が互角に戦うのは、なかなか難しいです。
もちろん、すごいモノを見て刺激を得たり、”将来ああなりたい”と感じることが目的で参加するのは大賛成です。
地域
新型コロナウイルスの影響で、オンライン開催しているコンテストも多いため、地域を問わず開催しているコンテストが多くなってきています。
一方で、地域に根ざして、実施しているコンテストや、全国大会の予選として地域単位で開催しているコンテストもあります。
例えば、「OSAKA キッズ プログラミングコンテスト 2021」は「TECH KIDS GRAND PRIX 2021」という全国大会の地方選として開催されています。
「初めて参加するぞ」
という方は、ご自身の周りで探してみるといいと思います。
作品の形式
どんな形式の作品が認められるか
つまり、ロボットなのか、スマホアプリなのか、なんでもいいのか
お子様が普段学習されている形式で応募できるコンテストを選ぶ必要があります。
「全国選抜小学生プログラミング大会」のように、全く自由形式のコンテストもあれば
「アプリ甲子園」のように、スマホアプリまたはWebサービスに限定したコンテストもあります。
規模
プログラミングコンテストの規模も様々です。
プログラミングスクールの生徒だけで開催するものもあれば
誰でも参加できる全国大会もあります。
中でも最大級の規模を誇るのが
全国新聞事社業協議会が主催する「全国選抜小学生プログラミング大会」です。
経済産業省や、総務省、デジタル庁も後援しており、まさに官民学一体のコンテストです。
新聞社が主催ということで、全国津々浦々で地方大会が開催され、勝ち抜いた者だけが全国大会に出場できます。
初回の2020年度大会は、673組が応募し、33組が全国大会に出場しました。
地方大会の様子から、新聞で取り上げられる点も、特徴的です。
独自のアイデアに基づいてプログラムで制作したアプリやロボットなどの作品を競う「2021年度全国選抜小学生プログラミング大会」(3月6日開催)に、大阪市中央区の追手門学院小4年、松原弘明君(9)が出場する。「全国大会でも優勝する」と意欲満々だ。
大阪日日新聞 https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/220204/20220204027.html
すごーく栄誉なことですし
小学生の内に、功績を称えられて新聞に載るというのは、将来必ず役に立ちます。
Prize・賞
栄誉やトロフィーだけでなく、副賞がすごい大会もあります。
TECH KIDS GRAND PRIX 2021 では総額100万円の賞金が贈られます。
優勝者 50万円
準優勝 30万円
第3位 20万円
すごいですよね。Cygamesなど名だたる企業がスポンサーですので、それだけ豪華!
しかもこういった企業の幹部が審査しますから、目に留まれば青田刈りされるかも。
まとめ
参加者の年齢/地域/作品の形式/規模/Prize・賞 の5つの観点について解説しました。
コンテストへの参加を検討されている方は、この観点でお子様に合うものを探してみてください。
最後に、代表的なコンテストを紹介します。
名称 | 全国選抜小学生プログラミング大会 | ゼロワングランドスラム | 全国小中学生プログラミング大会 | TECH KIDS GRAND PRIX 2021 | OSAKA キッズ プログラミングコンテスト 2021 | U-22 プログラミングコンテスト | PCNこどもプロコン | アプリ甲子園 |
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参加資格 | 小学校6年生まで 個人、団体ともに可 団体は1チーム4人まで | 小学校1~6年生 | 日本国在住の、6歳以上15歳以下の小学生・中学生 グループで応募する場合は3人以下。 | 小学生であること | 大阪府内在住または大阪府内の学校に通う小学1年~6年生 | 22歳以下 | 小学生・中学生 | 中学校、高等学校、高等専門学校(3年生まで)にご在籍の方 ※小学生も応募可能 |
作品のフォーマット | 指定なし。 アプリ、映像、ロボット、ドローンなど | 競争方式の通り | PC・スマートフォン・タブレットで動作するプログラムやアプリ・ゲーム・ムービーなどのソフトウェア、ロボット、電子工作などのハードウェアであれば使用言語や作品形式は問わない | コンピュータプログラミングを用いて開発されたオリジナル作品 ※ソフトウェアのみ言語は指定なし | プログラミングを用いて開発されたオリジナル作品 ※ロボットや電子工作等、特殊なハードウェアを必要とする作品は応募不可 | 指定なし | 指定なし | iPhone・iPod Touch・iPadなどのiOS用アプリ・Android OS用アプリまたはWebブラウザ(PC・スマートフォン)上で動作するWebサービス |
競争方式 | 地方大会で選出されたファイナリストが全国大会に出場可能 | 1st Scratchを用いたWEBテスト2nd ブロック大会(3人1組のチーム対抗戦)個人種目(Scratch/MineCraft/ロボット)と団体種目(ロボット)があるFinal 3人1組の対抗戦 | 作品エントリー・審査 | 作品エントリー審査によりファイナリスト選出 ファイナリストは決勝プレゼンテーションを行う 別途連携している地域大会多数(勝ち抜いた人は3次審査まで) | 作品エントリー・審査 | 作品エントリー・審査 | 作品エントリー・審査 | 決勝大会では10組がプレゼンテーションを行う |
主催者 | 全国新聞社事業協議会 | 一般社団法人ジュニアプログラミング推進機構 | 全国小中学生プログラミング大会実行委員会(株式会社角川アスキー総合研究所、NPO法人CANVAS) | 小学生のためのプログラミングスクール「Tech Kids School」 | 大阪府 / 大阪府教育委員会 / 大阪スマートシティパートナーズフォーラム | U-22プログラミング・コンテスト実行委員会 | PCN | アプリ甲子園実行委員会(ライフイズテック株式会社) |
後援・運営 | 経済産業省、総務省、デジタル庁 | 小学館、ShoPro、TVTOKYO | 朝日新聞社 | Cygames | 経済産業省/総務省/など | 文部科学省など | 丸井グループなど | |
Prize・賞 | グランプリ、準グランプリ など | DELL PCセットなど | ノートパソコンなど | 100万円+豪華賞品 | 大阪府庁にて表彰式 | 経済産業省大臣賞50万円 | 総務大臣賞MacBookProまたはiMac | |
備考 | TECH KIDS GRAND PRIX 2021と連携 | 2014年から | 2011年から | |||||
URL | https://zsjk.jp/ | https://01-grandslam.jp/ | http://jjpc.jp/ | https://techkidsschool.jp/grandprix/ | https://techkidsschool.jp/grandprix/regions/osaka/ | https://u22procon.com/ | https://pcn.club/contest/ | https://applikoshien.jp/ |
いかがでしたでしょうか。何か一つでもご参考になれば幸いです。
SNS等でシェアして頂けるととても励みになります。
私は、将来につながる「プログラミング」教育を、日本中の子どもたちが平等に受けられるようにしたいと思っています。
今のままでは一部の学校の子どもたちだけがそのメリットを享受し、そうでない子どもたちは置いてけぼりになってしまいます。
これ以上教育格差が拡大してしまうのは、何としても止めなければなりません。
この新しいチャンスをすべての子どもたちへ